サント・ラーゲ方式
【さんと・らーげほうしき】
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比例代表選挙で各政党に議席を配分する方法の一つ。日本で採用されているドント方式に比べ少数政党が議席を獲得しやすいところに特質がある。サント・ラーゲ式とも。
サント・ラーゲ方式では、各政党の得票数を1から順に奇数で割っていき、その商の大きい順に議席を配分する。例えばA党~E党が5つの議席を巡って争い、それぞれA=1000票、B=800票、C=600票、D=300票、E=100票獲得した場合、
1で割るとA=1000票(1)、B=800票(2)、C=600票(3)、D=300票(5)、E=100票。
3で割るとA=333票(4)、B=267票、C=200票、D=100票、E=33票。
5で割るとA=111票、B=89票、C=67票、D=33票、E=11票。
となり、議席数の多い順に5議席、つまりはA党が2議席・B~D党がそれぞれ1議席ずつ獲得することになる。
※最初に1でなく1.4で割り、あとは3、5と奇数で割っていく修正サント・ラーゲ方式がスカンジナビア諸国などで採用されている。
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