デュヴェルジェの法則
【でゅべるじぇのほうそく】
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「小選挙区制は二党制を、比例代表制は多党制を生む」というフランスの政治学者デュヴェルジェ(Maurice Duverger)の提唱した法則。
多数決で1人の候補者を決める小選挙区制では少数政党は生き残りにくく、逆に得票率を元に議席を配分する比例代表制では少数政党にも議席を獲得するチャンスが大きくなる。
つまりは選挙制度には、当選する候補者を、引いては国政を大きく左右する力を有するというのがデュヴェルジェのいわんとするところである。
※ノルウェーの政治社会学者ロッカン(Stein Rokkan)は、「選挙制度が政治体制に強い影響を与えているように見えるのは主力政党が自らに都合の良い選挙制度を作り上げるからに他ならない、政党こそが原因であり選挙制度はその結果なのだ」と主張して、デュヴェルジェの説に異を唱えている。
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