如才がない
【じょさいがない】
【JLogos】 登録語 > 一般
[意味]
「如才」(じょさい)は「如在」とも書き、あるがままの状態を指す。つまり如才とは、あるがままにしておく才覚であり、そこから気を使わない・配慮が足りない性質を指して如才ということもある。転じて、「如才がない」という形で、気が利いて要領がよい人柄を指して使われる場合が多い。
[用法]
「君の息子さん、まだ中学生なのに本当に礼儀正しいね。年の割に如才がない。ウチの子にも見習わせたいよ」。「あいつ、仕事は大してできないくせに、上司に対するお世辞のうまさだけは天下一品。ホント、如才ないヤツだよ」。
[蛇足]
「八方美人」同様、この「如才ない」も褒め言葉として使われるとは限らない。抜け目ない、本心の見えない、狡猾なといったニュアンスを含むこともあるので、上司など目上の人物を指して使う場合には十分注意していただきたい。
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