屋上屋を架す
【おくじょうおくをかす】
【JLogos】 登録語 > 一般
[意味]
すでに屋根はあるのに、その屋根の上にさらに屋根を架ける。つまり余計で無益な行為を表す言葉。読みは「おくじょうおくをかす」。屋上屋を重ねる、屋下屋を架すとも。
[用法]
「ウチの会社には社長も副会長も会長もいるのに、今度はその上に名誉会長のポストまで作るらしい。屋上屋を架すとはこのことだ」。「いま君が発言した内容は、先にA君が述べたことと全く同じだ。貴重な会議の場で、屋上屋を架すような発言は慎んでくれたまえ」。
[蛇足]
無駄に無駄を重ねるのが「屋上屋を架す」なら、損に損を重ねるのが「盗人に追い銭」(ぬすびとにおいせん)。こんな言葉を使う機会など来てほしくないものだが、もしその時が来たら使い分けていただきたい。
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