アコム(株)
【あこむ】
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アコム(株)の源流は1936年に木下政雄が開業した丸糸呉服店に遡ることができる。「丸糸」の屋号は、呉服の経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の和合=木下の信念である相互信頼を表したものだった。
この信頼を是とする方針はそのままに、戦後1946年、丸糸呉服店は丸糸商店として再出発、48年には質屋業・金融業を開始した。さらに51年に(株)丸糸商店を法人設立、58年には(株)丸糸、72年にはマルイト(株)と社名を変えながら事業を拡大していった。
このマルイト(株)から78年に営業権を譲り受ける形で設立されたのがアコム(株)である。
アコム=acom社名は、「愛情」(Affection)、「信頼」(COnfidence)、「節度」(Moderation)を組み合わせたもの。愛情は「消費者の立場に立った、心のこもったあたたかいおつきあい」を、信頼は創業以来の「消費者とのよりよき信頼関係を築きあげる」という行動指針を表現したもので、節度は「消費者の暮らしのなかに、健全に生きる節度ある企業姿勢」を示している。
同社は93年以来全国約1,700ヵ所に自動契約機「むじんくん」の設置を進め、2004年には武富士を抜き消費者金融業界の融資残高トップに躍り出た。その一方で同年には三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)と資本提携を行うなど将来への布石もぬかりない。消費者金融業界のリーディングカンパニーとして、アコムはいま着実にその地歩を固めつつある。(文中敬称略)
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