HSDPA
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NTTドコモ(FOMA)、ボーダフォン(Vodafone 3G)などが採用している3G(3th Generation=第3世代)通信方式「W-CDMA」をベースに、さらに高速なパケット通信を実現する技術の名称。
電波状況の良し悪しによりデータ変調方式を変更し、電波状況の良い時を逃さずデータ通信を行うことで、3Gで最大2Mbpsだった通信速度を最大14Mbpsまで高速化できる見込みだ。
このHSDPA、4G(4th Generation。第4世代)通信技術が導入されるまでの間、現在使用されている3G通信技術の進化版として橋渡し役的に導入されることから3.5Gとも呼ばれている。
しかしHSDPAが実用化されるのは2006年、その次の4Gは2010年の実用化を目処に開発が進められていることから、数年に渡り3.5Gの時代が続くことが予想される。かつて家庭用通信技術でISDNと光ファイバーの橋渡し役といわれたADSLが一大市場となり、その結果ブロードバンド時代が訪れたことを考えると、HSDPAも単なる橋渡し役と侮ることはできない。
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