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家庭のドクター『標準治療』とは


●内容紹介/ごあいさつ
総監修医師:寺下謙三
 ご利用の皆様に監修者よりお礼とともに、お使いになる上で若干のご説明をいたします。
 私たちが医療を受ける際、医師や医療施設による治療内容や治療レベルのばらつきを抑えようという考えに基づいたものが「診療ガイドライン」と呼ばれており、その中の治療法が「標準治療」となります。しかし、一つの疾患でほとんどの専門医が納得するマニュアルを作るには、長年の歳月を要します。
 そこで本辞書で取り上げている「標準治療」とは、現段階でもっとも成績の良い治療法と考えられ、第一線の専門医が日常行っている高レベルな治療法として解説しています。また「標準治療」という言葉の印象から「並」の治療としてとらえられ、特上は「最新治療」というふうに勘違いされがちですが、そうではありません。最新治療といわれるものは、まだ臨床研究中のもので安全性や多くの統計結果が揃っていない段階のものを指し、それらのうち安定した結果を得られたものが「標準治療」に昇格していくものだと考えていただければよりわかりやすいと思います。
 また、「標準治療例」ということで、具体的な薬剤名(商品名)や量まで記載している場合もありますが、あくまでも使用薬剤の一例を記載したものであり、実際に処方された治療薬が標準治療例に記載されていないからといって、心配しないようにお願いします。治療方法や薬の内容等、担当の医師によく相談、確認するようにお願いいたします。
「標準治療」は、皆様がより安心して医療を受けることができようサポートするために存在します。ぜひ、本サイトをご活用いただくとともに、ご家庭用には、書籍版の『家庭のドクター 標準治療最新版』(日本医療企画刊)をご購入の上お手元にお供えいただくことをお勧めいたします。

医師選びの基準につきまして


寺下医学事務所代表:寺下謙三
「標準治療最新版」執筆ドクターの選抜:

 名医紹介の類で「患者が選ぶ」「同僚の医師が選ぶ」「医療スタッフが明かす」などがありますが、患者は「見た目の優しさ」や性格で選ぶ傾向があります。医師は一般的にほかの医師を誉めずに批判的になりがちであり、医局や学閥を基準にして選んだり、利害関係を優先したりする可能性もありますし、医療スタッフは好き嫌いが混じりやすいなどがあります。私の医師選びの基準として、「複合基準を採用すること」と「同級生同窓生評価を中心に置く」ということに心がけています。
 私の経験でも、学生時代に人の面倒をよくみたり、約束を必ず守っていた同級生は、今も信頼に足る臨床医であるし、学生時代にずるい部分があった同級生には、とても患者さんを紹介する気にはなれません。現在の地位からだけでは判断できないところが“医師選び”の困難なところです。
 信頼できる医師像をわかりやすくまとめると「いかなることにも手を抜かない」「絶対にあきらめない」「過信してやりすぎない」の3つだと私は思っています。当たり前のことですが、厳しく実行するのはとても難しいことです。今回の執筆陣も、もちろんこの基準で選抜しています。
 個人情報の利用の制限が話題になっているなか、執筆ドクターのご理解をいただき、ご覧のように写真と共に、趣味や診療モットーまで掲載していただきました。いざという時の病院受診の参考にしていただければ幸いです。

JLogosメディカルとは


JLogosメディカルは、医療系の辞典を中心に、利用者に正しい医療知識を提供するために、出版社の理解を得て"完全無料"で公開しています。
現在は数冊の医療辞典や医療コンテンツを収録しておりますが、今後様々なサービスを追加予定です。
■収録医療コンテンツ一覧
◆寺下医学事務所/日本医療企画
・家庭のドクター『標準治療』
◆日本実業出版
・『東洋医学のしくみ』